和歌山カジノビジネスはなぜ良いのか?

和歌山カジノビジネスはなぜ良いのか?

ヨーロッパで生まれたカジノは、もともとヨーロッパ地域において貴族の遊びに活用され、格式の高いゲームとして楽しまれてきました。ドレスコードに沿ってドレスアップしていき、優雅な雰囲気の中で楽しむというものだったのです。しかし、アメリカのラスベガスでカジノが生まれた頃から、カジノがホテルの中にあるゲームルームという形式が生まれ、徐々に各施設ごとにテーマ性を持った複合施設の中にあるゲームフロアという位置付けに流行が変化していきました。

 
多くの日本人にとって、カジノはパチンコや競馬・競輪、宝くじ、ロト、あるいは麻雀といったギャンブルというイメージかもしれませんが、今やカジノはギャンブルというよりも、プールや劇場ホールでのショー、遊園地といったエンターテイメントや、ビジネスや会議で利用される施設の1つに属する傾向が強くなっており、とくにファミリー層の利用客が増えてきています。休暇を使って家族でカジノ付きリゾートへ遊びに行き、夫はカジノ、妻はショッピング、子供はアトラクションといったように、ファミリー層が楽しむためにはとても便利なリゾートなのです。

 

これは、ラスベガスだけでなく、マカオを中心とするアジア地域のカジノでも同じような状況になりつつあり、近年の傾向として、これまでカジノリゾートにおいて8割以上の収益を生み出してきたとされるカジノVIPルームからの収益が、今は一般人が利用するカジノ場の方が毎月の売上が高い施設が増えており、カジノを含む統合型リゾート(IR)にいたっては、カジノ以外のホテルやショッピングモール、ショーなどのエンターテイメント、レストランでの食事などにも売上が波及しているのです。カジノは大人が夜にちょこっと楽しむ程度になっているといっても良いかもしれません。

 
そのため、和歌山カジノに観光客を誘致するために、ギャンブルができることを前面に出すのではなく、豪華ホテルに宿泊できる、ショッピングモールでたくさん買い物できる、ビジネスコンベンション機能やショーを楽しむことだってできる、その上カジノもあるよ…という具合に国内・海外から旅行客やファミリー客など様々な客層を誘致しようとしているのです。

 

とくに和歌山は、関西国際空港に近い立地というだけでなく、熊野古道や伊勢神宮といった日本有数のスピリチュアルスポットや、日本第2の主要都市・大阪、日本の古都である京都や奈良など、日本を代表する観光地に非常に近いというIRリゾート設立に有利な条件が揃っています。実際、マカオもシンガポールも、様々な好条件がそろう地域に巨大IR施設をオープンしてから、少なくともこれまでの年間観光客数が約3倍以上上がったというデータもあるくらいです。

 
以上のことから、和歌山でカジノビジネスを行うことは、観光客誘致のために非常に有効に働きそうではないでしょうか。
 

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